すべてのホスティングプロバイダーがDMARCを提供すべき理由
著者: Ahona Rudra
翻訳: 古川 綾乃
この記事はPowerDMARCのブログ記事 Why Every Hosting Provider Should Offer DMARC の翻訳です。
Spelldataは、PowerDMARCの日本代理店です。
この記事は、PowerDMARCの許可を得て、翻訳しています。
主なポイント
- メールなりすましは、企業を標的とする最も一般的かつ深刻なサイバー脅威の1つです。
- ホスティングプロバイダーは、DMARCや関連認証プロトコルを通じて、顧客ドメインを保護できる最適な立場にあります。
- DMARCを提供することで、収益向上や顧客ロイヤルティの強化につながるだけでなく、顧客のブランド価値を守りながら、安全かつ信頼性の高いメール配信を支援できます。
- PowerDMARCは、ホスティングプロバイダー向けに、インフラ全体を大きく見直すことなく、数分でDMARCをアドオンやサービスメニューの一部として提供開始できる、シームレスな統合・パートナーシップオプションを提供します。
メールは、フィッシングやなりすまし、ビジネスメール詐欺(BEC)において、依然として最も多く悪用されている攻撃手段です。
ホスティングプロバイダーは、稼働率の維持からドメイン管理まで、顧客のWebサービス運営を支える重要な役割を担っています。
しかし、多くの企業で十分に対策されていないセキュリティ上の課題が依然として存在します。
DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance)が導入されていない場合、顧客ドメインは、深刻なブランド毀損や金銭的損失につながるなりすまし攻撃に対して、無防備な状態になります。
ホスティングプロバイダーにとって、DMARCの提供は、もはや「あれば便利な機能」ではありません。
競争力を維持するために不可欠なサービスとなっています。
DMARCマネージドサービスに対する市場需要の高まり
- サイバー攻撃の91%は、フィッシングまたはメールなりすましから始まります。
- 攻撃者は、企業サーバへ侵入することなく、正規ドメインから送信されたように見せかけた不正メールを送信できます。
- こうした攻撃は、標的企業のブランド信頼を損ない、結果として、そのドメインを管理するホスティングプロバイダーへの信頼低下にもつながります。
- DMARC、SPF、DKIMが適切に設定されていなければ、正規の送信者と悪意ある攻撃者を確実に見分けることはできません。
ホスティングプロバイダーは、このセキュリティ上の課題が顧客に重大な被害が及ぶ前に対処できる立場にあります。
ホスティングプロバイダーがDMARCを提供すべき理由
- ブランド信頼の保護
- 顧客は、自社のホスティングプロバイダーがオンライン環境のあらゆる側面を保護することを期待しています。
DMARCを提供することで、顧客ドメインがフィッシングキャンペーンに悪用されるリスクを防ぐことができます。 - 収益性の高い付加価値サービス
- メール認証は、高い収益性を持ちながら、運用負荷を抑えられるサービスであり、ホスティングやセキュリティパッケージと組み合わせて提供できます。
- 顧客維持率の向上
- セキュリティサービスは、顧客満足度や継続利用率の向上につながります。
コンプライアンス対応やセキュリティ保護をプロバイダーに依存している顧客は、他社へ乗り換えにくくなります。 - コンプライアンスや規制要件への対応
- DMARCは、政府機関、決済事業者、メールサービスプロバイダー、さらには各業界団体によって、ますます導入が推奨・義務化されつつあります。
- IPレピュテーション(送信元IPの信頼性)の保護
- ドメインなりすましを防止することで、ホスティングプロバイダー自身のIPレピュテーションも保護され、スパム苦情や不正利用レポートの削減につながります。
PowerDMARCがホスティングプロバイダーとシームレスに統合する方法
PowerDMARCは、メール認証に対して柔軟な導入モデルを提供しており、ホスティングプロバイダーは、複雑なインフラ構成の変更や新たな技術要員を確保することなく、DMARCサービスを迅速に開始できます。
- WHMCSプラグイン
- PowerDMARCのWHMCSプラグインにより、ホスティングプロバイダーは以下を実現できます。 つまり、プラグインを導入・設定するだけで、すぐにサービス提供を開始できます。
- OEM統合
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既存プラットフォームへメール認証サービスを直接組み込みたいプロバイダー向けに、PowerDMARCはOEM統合オプションを提供しています。
- 既存のUI/UXに合わせて完全にブランド化・カスタマイズ可能
- コントロールパネルや顧客ダッシュボードへ直接統合可能
- バックエンド機能をPowerDMARC側へ任せながら、顧客との関係を維持できます
- MSSPパートナーシップ
- マネージドサービスを提供したいプロバイダーは、MSSPとしてPowerDMARCと提携できます。
- レポート、監視、自動化機能を備えた包括的なDMARC管理プラットフォームを利用可能
- 自社開発不要で、専門家主導のメール認証サービスを提供可能
- 複数顧客向けにスムーズに拡張可能
自社ブランドでDMARCを提供
どのパートナーシップモデルを選択した場合でも、PowerDMARCは完全なホワイトラベル対応を提供しているため、自社ブランド名でDMARCサービスを展開いただけます。
独自のログインURLやサインアップページをはじめ、クラウド提供型サービス、PDFレポート、コントロールパネル、分析ツールなど、各種機能を自社ロゴ・テーマカラー・ブランドデザインに合わせてカスタマイズ可能です。
ホスティングプロバイダーにとってのビジネス上の利点
PowerDMARCと提携することで、ホスティングプロバイダーは以下を実現できます。
- 需要の高いセキュリティサービスを通じてARPU(顧客単価)を向上
- 単なるインフラ提供企業ではなく、信頼できるセキュリティパートナーとしての立場を確立
- メール到達率に関するサポート問い合わせを削減
- 基本的なホスティングサービスのみを提供する競合との差別化
- インターネット全体におけるフィッシングやなりすまし被害の削減へ貢献
まとめ
メール認証は、単なる追加機能ではなく、オンラインセキュリティに不可欠な要素へと進化しています。
フィッシング攻撃が高度化し続ける中、顧客はホスティングプロバイダーに対して、より積極的な保護対策を求めるようになっています。
PowerDMARCのパートナーシップモデルにより、ホスティングプロバイダーは少ない負担で高品質なDMARCサービスを提供できるだけでなく、顧客信頼の向上や新たな収益源の創出も実現できます。
ホスティングサービスをさらに強化したいとお考えですか。
ぜひお気軽にお問い合わせいただき、パートナーシップについてご相談ください。
よくある質問
- DMARCの提供には大規模なインフラ変更が必要ですか。
- いいえ。
PowerDMARCでは、迅速かつシームレスな導入を支援しており、数分で顧客向けDMARCサービスを開始できます。 - 顧客がDMARCを利用するには専門知識が必要ですか。
- いいえ。
PowerDMARCの自動化ソリューションにより、複雑なDNSレコードを手動設定することなく、簡単に保護を利用できます。 - DMARCはメール到達率の改善に役立ちますか。
- はい。
DMARCによってメール認証が行われることで、正規メールがスパム判定されるリスクが低減し、メール到達率の向上やバウンス率の低減につながります。 - パートナーとして、DMARC提供内容をカスタマイズできますか。
- はい。
PowerDMARCパートナーになることで、DMARCや各種メール認証サービスを、オプションアドオンまたはサービスラインナップの一部として提供でき、ビジネスニーズに応じた柔軟なサブスクリプション設計が可能です。 - DMARCはコンプライアンス要件になりつつありますか。
- はい。
現在、多くの業界団体や規制機関がDMARCを推奨または要求しており、Google、Yahoo、Microsoft、Apple Mailなど主要メールサービスプロバイダーでも導入要件が強化されています。