Gmailの青い認証チェックマークを取得する方法

Gmailの青い認証チェックマークを取得する方法

2024年7月8日
著者: Maitham Al Lawati
翻訳: 岩瀨 彩江

この記事はPowerDMARCのブログ記事 How to get Gmail’s Blue Verified Checkmark? の翻訳です。
Spelldataは、PowerDMARCの日本代理店です。
この記事は、PowerDMARCの許可を得て、翻訳しています。


Gmailの青い認証チェックマークは、Google Workspaceの新しいセキュリティアップデートの中でも特に注目すべき機能であり、できるだけ早く導入すべきものです。
Googleはメールセキュリティ基盤の強化において大きな進歩を遂げており、今回の最新アップデートでも再び話題を集めています。

2021年、GoogleはBIMI(Brand Indicators for Message Identification)を採用しました。
これは、企業が商用メールに自社の商標ロゴを添付できるようにするメール認証プロトコルです。
これにより、受信者はメール送信者の身元と真正性を視覚的に確認できるようになります。

では、この機能をさらに一歩進めて、青い認証チェックマークを取得するにはどうすればよいのでしょうか?
さっそく見ていきましょう。

重要なポイント

  1. Gmailの青い認証チェックマークは、厳格なセキュリティプロトコルを満たすメール送信者を示すことで、ブランドの信頼性を高めます。
  2. チェックマークを取得するためには、組織は強制ポリシーを適用したDMARCを実装し、BIMIを設定し、自社ロゴに対してVMCを取得する必要があります。
  3. 青いチェックマークはメール送信者にとって無料の機能であり、正規の通信とスパムやなりすましメールを区別することができます。
  4. 受信者はこの青い認証チェックマークによって、信頼できる送信者を識別でき、メールコミュニケーションにおける信頼性を高めることができます。
  5. PowerDMARCは、BIMIおよびVMCの取得プロセスを効率化するサービスを提供しており、企業がGmailの青いチェックマークを取得できるよう支援しています。

Gmailの青い認証チェックマークとは何か?

画像出典

Gmailの青い認証チェックマークは、BIMIとVMCを実装しているメール送信者の名前の横にのみ表示されます。
BIMIはブランドロゴをメール内に表示できるようにする視覚的な認証標準であり、VMC(Verified Mark Certificate:検証済みマーク証明書)は、そのブランドが表示されるロゴの権限を正式に持っていることを示すものです。

BIMIとVMCを組み合わせることで、組織の誠実性、真正性、信頼性が証明されます。
Googleはこのように高いレベルのメールセキュリティ遵守を維持している送信者に対し、メール内の送信者名の横に小さな青い認証チェックマークを付与します。

誰がGmailの青い認証チェックマークを取得できるのか?
Gmailで青い認証チェックマークを取得するには、次の条件を満たす必要があります。
  1. 「p=quarantine」または「p=reject」の強制ポリシーを設定したDMARCを実装すること
  2. 自社ドメインに対してBIMIを構成すること
  3. 信頼できる認証局から自社ロゴに対してVMCを発行してもらうこと
Gmailの青い認証チェックマークの対象資格条件

ドメインのDMARCを「p=quarantine」または「p=reject」に設定し、メールにBIMIを実装したら、次のステップはVMCの購入です。
VMCは認証局によって発行されるものであり、費用がかかる場合がありますが、その効果は長期的なメリットをもたらします。
これら3つの条件を満たすことで、正式にGmailの青い認証チェックマークの対象資格を得ることができます。
Gmailの青いチェックマーク機能は全員に適用されますか?
Googleの発表によると、Gmailの青いチェックマークは、前述の要件を満たした送信者に適用されます。
このチェックマークは、個人のGmailアカウント利用者、Google Workspaceの利用者、さらに旧G Suite BasicおよびBusinessプランの利用者を含む、すべての受信者に表示されます。
Gmailの青いチェックマーク機能はユーザーにとって無料ですか?
InstagramやTwitterのような他のプラットフォームでは、青いチェックマークは有料の認証マークですが、
Gmailの青い認証チェックマークは、対象条件を満たしている限り、送信者にとって完全に無料です。
あなたの会社のドメインがGmailの青い認証チェックマークを取得できるのはいつですか?
導入初期の段階では、この新しい青いチェックマーク機能を利用できるGmailアカウントは限られていました。
しかし現在では、BIMIを実装し、信頼できる認証局から購入したVMCに自社ロゴを登録しているすべての企業ドメインで利用可能になっています。
Google Workspace Updatesポータルで発表された正式な導入日は2023年5月3日であり、機能が表示されるまでには1〜3日の遅延期間が設けられていました。
Gmailの送信者と受信者にとって、これは何を意味するのでしょうか?
Gmailの青いチェックマーク機能は、送信者と受信者の双方にとって朗報です。
Googleによると、「強力なメール認証は、ユーザーやメールセキュリティシステムがスパムを識別・防止するのに役立つとともに、送信者が自社ブランドの信頼性を活用できるようにします。
これにより、メールの送信元に対する信頼が高まり、読者により豊かな体験を提供し、すべての人にとってより良いメールエコシステムを実現します。」とのことです。

Gmailの青い認証チェックマークは、ブランドが競合他社、スパマー、そしてドメインなりすましから簡単かつ即座に区別されるのに役立ちます。
一方で受信者にとっては、偽造ドメインから送信された偽物のメールと、正規の企業から送信された本物のメールを見分ける優れた手段となります。

Gmailの青い認証チェックマークのためにBIMIとVMCを取得する方法

Gmailの青いチェックマークを活用したいが、どこから始めればよいのかわからない中小企業や大企業の皆さま、これは絶好のチャンスです!
PowerDMARCはホスティング型のBIMIサービスを提供しており、驚くほどスムーズにBIMIの導入を開始できるよう支援します。

当社にご登録いただき、ドメインを登録すると、メール認証の専門家が残りの作業をすべて代行し、スムーズで手間のかからない体験を提供します。
さらに、PowerDMARCに登録することで、米国の有名な認証局であるDigiCertとの提携により、VMCを直接当社から取得することができます。

すでにPowerDMARCのお客様ですか?
それでは、Gmailの青い認証チェックマークを取得する方法をご紹介します。

すでに当社にご登録いただいており、メールでDMARCの強制適用を完了している場合は、Gmailの青い認証チェックマークを取得する絶好の機会です!
ご利用のプランでBIMIが有効化されているか、ロゴがアップロードされているかを確認してください。
まだロゴのVMCをお持ちでない場合は、今すぐ当社の専門チームまでお問い合わせください。

これらの条件が整えば、お客様の名前の横に青いチェックマークが受信者の受信トレイに表示されるようになります。
強力な認証対策を導入してメール環境を向上させたい企業の皆さまには、Gmailの新しいアップデートを最大限に活用することを強くお勧めします。
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