VMCのための商標登録局リスト

BIMIで必要なVMC取得の前に商標登録を

2024年1月31日
著者: Ahona Rudra
翻訳: 竹洞陽一郎

この記事はPowerDMARCのブログ記事 List of Trademark Registration Offices for VMCs – Updated の翻訳です。
Spelldataは、PowerDMARCの日本代理店です。
この記事は、PowerDMARCの許可を得て、翻訳しています。

VMCとは、CA(Certificate Authorities: 認証局)によって発行されるデジタル証明書であるVerified Mark Certificateのことを指します。
これらは、ロゴの所有権を確認し、デジタル証明書を発行する機関です。

VMCは、あなたがブランドのロゴの法的所有者であることを示し、悪意のある行為者によるその偽造は犯罪となります。
この措置は、あなたのブランドがその名前で試みられるフィッシングやスプーフィング攻撃から保護します。

2022年半ばの時点で、14,882件のユニークで有効なBIMIレコードがありますが、残念ながら、そのうちの331件のみがVMCにリンクされています。(※)
しかし、採用は増加しており、新しいVMC証明書の発行が毎月見られます。

※訳注: VMCが無いと、実質的にGmailやAppleのメールでシンボルマークは表示されません。
GmailやGoogle Workspaceでのブルーバッジも表示されません。

VMCを取得するためには、VMCのファイル内に含める、メールの受信箱で表示される縦横1:1のシンボルマークを商標登録する必要があります。
現在、世界では17の商標登録局があります。

ビジネスとその消費者は、VMCを通じたBIMIでのロゴ認証の革新的な取り組みにより、認証されたメールの会話を体験します。
これにより、認証されたメールにあなたのロゴが表示され、Gmailでは認証済みのチェックマークが表示されます。

ただし、VMCを申請する前に、ドメインがDMARCに準拠している(※)ことが必須です。
それが確認されたら、商標登録され認証されたロゴや政府のマークをアップロードできます。
これらは、ドメインから送信されたメールの隣に表示されます。

※訳注: pct=100で、p=quarantineもしくはp=rejectにしている必要があります。

ブランドに複数のロゴが関連付けられている場合は、異なるコミュニケーションフローに対してそれらを選択し設定することができます。

現在、いくつかの主要なメールサービスプロバイダーがBIMIをサポートしており、GoogleはDigiCertを公式のVMC証明書プロバイダーの一つと認識しています。

また、Gmailの左側の小さな円に表示される写真やロゴをBIMIと混同しないでください。
これら二つは異なるものです。
それはBIMI認証されたロゴではなく、認証のマークが表示されないGoogleによって自動生成された表示です。

PowerDMARCは、DMARCの展開を支援し、VMC認証を受けるための前提条件である隔離または拒否ポリシーにDMARCレコードを設定することができます。
それだけでなく、よりスムーズな導入のために、BIMIおよびVMC認証ホスティングのサポートも提供しています。

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