レピュテーションモニタリング

レピュテーション・モニタリングユーザガイド

PowerDMARCのレピュテーション・モニタリングは、ドメイン名およびIPアドレスを積極的に監視し、メールの到達率やブランドの評判に影響を与える可能性のあるグローバルなブロックリストに対してチェックする機能です。
このサービスには、以下の機能と特長が含まれます。

  1. ドメイン名およびIPアドレスの監視
  2. DNSブロックリスト(RBL/DNSBL)
  3. 監視結果に関するインサイト
  4. ステータス変更時のメールおよびWebhookによるアラートと通知
  5. アセットとそのステータスの概要を表示するユーザーフレンドリーなサマリー

1. ドメイン名およびIPアドレスの監視

レピュテーション・モニタリングでは、アセット(ドメイン名およびIPアドレス)を追加し、継続的に監視することができます。
これらのアセットを監視することで、そのステータスを追跡できます。

また、監視頻度を設定し、通知統合を追加することで、メールおよび/またはWebhookアラートを即座に受信できます。
システムは、ユーザーが設定可能な間隔でチェックを実施し、利用プランに応じて30分、1時間、3時間、6時間、12時間のオプションを選択できます。
(現状、12時間に1回の頻度がデフォルトです)

監視ルールを追加する手順(ドメイン/IPアドレスを含む)

  1. アカウントのレピュテーション・モニタリングセクションに移動する レピュテーションモニタリング
  2. タブを切り替えて[構成]セクションに移動する レピュテーションモニタリングの構成
  3. [Add]ボタンをクリックする レピュテーションモニタリングの構成の追加
  4. 表示されたモーダルで、監視グループ名を入力し、アセットを選択/追加し、頻度を設定し、通知統合を追加する
  5. [Add]ボタンをクリックする

2. DNSブロックリスト(RBL/DNSBL)

レピュテーション・モニタリングは、ドメイン名やIPアドレスがRBL/DNSブロックリストに登録されているかを定期的にチェックします。
RBL(Real-time Blackhole List)、DNSBL(DNS Blacklist)は、既知の悪意のあるIPアドレスやスパムと見なされるIPアドレスやドメインをリスト化したものです。
これらのリストに御社のドメインやMTAのIPが登録されてしまうと、メールの到達率やオンライン上の評判に悪影響を及ぼす可能性があります。

監視ルールまたはグループを追加すると、システムは即座にブロックリストの照会を行い、取得した情報をアラート履歴に追加します。
アラート履歴に追加されると、約15分後に、監視ルールに設定した通知統合に基づいてアラートが送信されます。
その後、設定した頻度に基づいて追加のチェックが実行されます。
アセットの照会ステータスに応じてアラート履歴が更新され、例えばブロックリストからホワイトリストに変更された場合や、その逆の場合も、アラート履歴が更新されます。

3. 監視結果のインサイト

追加したアセットの監視結果は、アラート履歴セクションに表示されます。

アラート履歴セクションでは、アセットとその監視結果を確認できます。 DNSブロックリストまたはホワイトリストにアセットが登録されているかを確認するには、アラート履歴アイコンをクリックしてください。

表示されるポップアップには、アセットのステータス、ブロックリスト/ホワイトリストに登録されているホスト、および日付/時刻が表示されます。
ホスト名をクリックすると、そのホストのWebサイトにリダイレクトされます。
アセットの詳細を確認するには、アセット名をクリックしてください。