レピュテーションモニタリング
変化を確実に認識する
レピュテーションモニタリングは、ドメイン名、もしくはIPアドレスについて、12時間毎にRBL/DNSBLに登録されていないかどうかを監視し、登録を検出した際に、指定のメールアドレスやAPI経由でアラートメールを送る機能です。
RBL(Realtime Blackhole List)とは
RBL(Real-time Blackhole List)とは、スパムメールや不正なメール送信者を特定し、ブロックするために使用されるリアルタイムのブラックリストのことです。
RBLは、メールサーバーや他のネットワークデバイスが、メールの送信元IPアドレスをチェックし、それがブラックリストに登録されているかどうかを判断するために利用されます。
RBLの主な機能と特徴は以下の通りです。
- スパム防止
- スパムメール送信元のIPアドレスをリストに登録し、そのIPからのメールを拒否することで、スパムメールの受信を防ぎます。
- リアルタイム更新
- リストは常に更新されており、新たなスパム送信元が検出されるとすぐに追加されます。
- 多様なソース
- RBLは複数の組織やサービスプロバイダーによって提供されており、それぞれが独自のデータを収集・管理しています。
- フィルタリング
- メールサーバーやフィルタリングソフトウェアは、RBLを使用してメールの受信を制御し、不正なメールをブロックします。
代表的なRBLには以下のようなものがあります。
- Spamhaus
- Barracuda Reputation Block List (BRBL)
- SORBS (Spam and Open Relay Blocking System)
- SpamCop
RBLを使用することで、スパムや不正メールの影響を受けるリスクを減らすことができますが、誤って正当な送信者がブラックリストに登録されることもあるため、適切な管理とモニタリングが必要です。
Googleの新しいメールセキュリティポリシーにも、レピュテーションモニタリングが推奨されています。