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PowerDMARCでさくらインターネットのレンタルサーバをGoogleのDMARC要件に適合させる

PowerDMARCでさくらインターネットのレンタルサーバをGoogleのDMARC要件に適合させる

2024年3月19日
著者: Irina Ghukasyan
翻訳: 竹洞 陽一郎

この記事はPowerDMARCのブログ記事 Case Study: Sakura Internet Complies with Google DMARC Requirements via PowerDMARC の翻訳です。
Spelldataは、PowerDMARCの日本代理店です。
この記事は、PowerDMARCの許可を得て、翻訳しています。


最近、Gmailのメール送信者向けガイドラインが2月1日付で変更されました。
そのため、さくらインターネットではDKIM/DMARC設定を推奨しています。
私はこの目的のためにPowerDMARCを使い始めました。
PowerDMARCは、これらの設定を有効にし、結果をモニタリングする作業を非常に簡単にしてくれました。

渡辺敏和氏(ドメインオーナー)

渡辺敏和氏は、さくらインターネットのレンタルサーバを利用してレンタルドメインからメールを送信する際に重大な問題に直面しました。
これは、Googleが2024年に更新した送信者要件により、メール認証プロトコルの実装を求められたためです。
その結果、彼はPowerDMARCを利用して遵守を達成することを決断し、信頼を置きました。

課題

Googleが最近、新たなメール送信者要件を発表したことは業界全体にとって大きなニュースです。
これに伴い、すべての送信者に対してSPFまたはDKIMによるメール認証が求められています。
さらに、大量送信者にはDMARCの有効化も必要です。

これらのプロトコルを手動で実装することは可能ですが、技術を正しく理解し、継続的なモニタリングを行う必要があります。
そうでない場合、メール配信の問題がさらに悪化する可能性があります。
SPF、DKIM、DMARCを手動で実装するには専門知識と時間・労力が必要なため、渡辺氏はより簡単な解決策を探していました。

解決策

渡辺氏がPowerDMARCに支援を求めた際、私たちはGoogleおよびYahooのコンプライアンスプログラムを提案しました。
専任チームが24時間以内に正確なDNSレコードを設定し、プロトコルを構成しました。
72時間以内に渡辺氏はDMARC集計データの毎日のレポートを受け取り始めました!

1. 簡単なセットアップ
私たちのセットアップウィザードを使用し、簡単な指示に従い、さらに自動化ツールを利用して、渡辺氏はSPF、DKIM、DMARCレコードを生成し公開しました。
2. 簡略化されたレポート
次に、DMARCアナライザーを使用して、メール認証結果や配信状況をモニターするための定期的な集計レポートを受け取りました。
レポートは人間が読みやすい簡単な形式で提供され、技術的な知識がほとんど、または全く必要ありませんでした。
3. ホスト型DMARC
私たちのホスト型DMARCソリューションにより、渡辺氏はDNSにアクセスせずにDMARC設定を最適化することができました。
4. SPFエラーの軽減
SPFのDNSルックアップ上限(10回)を超える問題は解決が難しい課題です。
多くのドメインオーナーがSPF制限超過によるメール配信問題に悩まされています。
私たちのPowerSPFソリューションにより、渡辺氏はこの問題を迅速に解決し、SPFのルックアップ回数を一貫して低く維持することができました。

結果

PowerDMARCを使用することで、渡辺氏はいくつかの重要な利点を得ました。
これには以下が含まれます。

まとめ

オンラインセキュリティの変化する状況の中で、メール認証が重要な役割を果たしています。
現在の環境での準拠を維持するために、私たちのクライアントはPowerDMARCを選択しました!
私たちはあなたをサポートすることもできます!

企業、MSSP、中小企業のいずれであっても、PowerDMARCはドメインとメールセキュリティのニーズに最適なソリューションを提供します。
ぜひ今すぐご連絡いただき、専門家との打ち合わせをスケジュールしてください!