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企業のメールセキュリティチェックリスト

企業のメールセキュリティチェックリスト

2022年9月22日
著者: Ahona Rudra
翻訳: 高峯 涼夏

この記事はPowerDMARCのブログ記事 Corporate Email Security Checklistの翻訳です。
Spelldataは、PowerDMARCの日本代理店です。
この記事は、PowerDMARCの許可を得て、翻訳しています。


企業のメールセキュリティは職場で常に話題にのぼるテーマです。
メールは個人的なものですが、専門的なものでもあり、機密情報を共有するために使われることもあるのを忘れてはなりません。
そのため、企業のメールセキュリティの重要性を認識し、それが従業員の生産性やセキュリティ、さらには顧客の生産性にどのような影響を与えるかを理解することが重要です。

なりすましやフィッシングなどのサイバー犯罪の脅威から企業を保護するためのメールセキュリティを構築する必要があります。
セキュリティが確保され、かつ社員が使いやすい企業メールシステムを構築することが大切です。

情報セキュリティの脅威にどれだけ備えていても、将来どうなるかはわかりません。
私たちは皆、そのような経験をしてきました。
大事な日に備えて万全を期していたのに、いざサイバー攻撃を受けたら、せっかくの苦労が水の泡になってしまった……。

そこで、私たちがお役に立ちます。

なぜ会社のメールを保護する必要があるのか?

企業のメールセキュリティについて考えるとき、まず最初に思い浮かべるのは "なぜ企業のメールのセキュリティが必要なのか?" です。

その答えは、世の中には多くの脅威が存在するからです。
企業には多くの貴重な情報があり、それが安全でなければ、多くの問題を引き起こす可能性があります。

フィッシングやなりすましメールなど、企業のメールセキュリティの脅威はますます一般的になってきています。
企業のメールを保護するための最新のヒントやコツを常に把握しておくことが重要です。

セキュリティの脅威は常に進化しており、企業組織のメールのセキュリティに影響を与える可能性がある新しい脅威のベクトルを常に把握することが重要です。

社内の人間にメールを送ろうとしたとき、メールアドレスが認識されなかったことはありませんか?
あるいは、受信者がそのアカウントにアクセスできないために、メッセージが跳ね返ってきたかもしれません。

これはイライラさせられますし、手間もかかるものです。
会社の評判に関わることなので、何が問題だったのか突き止めなければなりません。
連絡先の名前やアカウントのパスワードのタイプミスなど、単純なものである可能性もあります。

企業がメールのセキュリティを確保すべき理由は数多くあります。

企業のメールセキュリティ戦略

企業のメールのセキュリティは、ハッカーやフィッシング犯罪者などのサイバー犯罪の脅威から企業を保護するために重要です。

安全性が高く、従業員が使いやすい企業向けメールシステムを構築することが重要です。
ここでは、企業のメールシステムを可能な限り安全にするためのヒントを紹介します。

1.パスワードポリシーを設定する

文字、数字、記号を含む最小限の文字数を必要とするパスワードポリシーを設定することを忘れないようにしましょう。
また、パスワードはユニークで、ハッカーやオンラインで見つけた人に推測されないものにしましょう。

2.可能な限り二要素認証を使用する

まだワンタイムパスワード(OTP)を認証方法として使っている場合は、代わりにSMSコードやトークンなど、別の方法に切り替えてください。
もし、他に利用できる方法がない場合は、現在よりも高いセキュリティを提供できるものが市場に出るまで、ワンタイムパスワードを使い続けることです。

3.ウイルス対策ソフトの導入

iOSを搭載したApple製デバイス、またはAndroidのスマートフォンやタブレットなど、会社のメールアカウントにアクセスするために使用するすべてのデバイスに、ウイルス対策ソフトウェアをインストールする必要があります。
こうすることで、もし誰かがネットワークに侵入したとしても、被害を受ける前にこのソフトウェアによってすぐに捕捉することができます。

4.メール認証プロトコルの導入

DMARC、SPF、DKIMなどのメール認証プロトコルを導入することは、企業のメールセキュリティのチェックリストに追加する重要な要素になります。
これらのプロトコルは、なりすまし、フィッシング、BEC、ランサムウェアなど、メールを利用したさまざまな攻撃を防止します。

メールチャネルを分析し、企業のメールセキュリティ態勢の欠陥を監視する

企業のメールのコンプライアンスを実現するための最後のステップは、DMARCレポートアナライザーを設定することです。
これにより、以下のことが可能になります。

企業のメールは、従業員にとって会社や組織からの公式なコミュニケーションとして捉えられることが多いため、セキュリティの面では個人メールと同様にリスクがあります。

個人メールと同様、企業メールも、正当なアクセスレベルや送信権限を持つ者から送信されることが多く、財務データや患者・顧客に関する個人情報など、誤った人がアクセスすると悪用される可能性のある機密情報が含まれています。

企業のメール漏洩を防ぐために、今日からDMARCであなたのドメインを守りましょう。
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